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title: カジュアル面談を重ねるほど、受託開発が個人開発に見えてきた話
description: 転職活動でカジュアル面談を受けるうちに、受託開発の現場がどんどん個人開発に近づいているように見えてきました。数社から見えた範囲での所感です。
pubDate: 2026-07-16T00:00:00.000Z
tags: [career, dev, "job-hunting", "industry-trends"]
canonical_url: "https://toyoshima.work/blog/fewer-people-per-project"
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# カジュアル面談を重ねるほど、受託開発が個人開発に見えてきた話

転職活動でカジュアル面談を受けていると、同じような話がいろんな会社から出てきます。受託開発の会社では一つの案件に入るメンバー数がどんどん減っているという話です。

## 一案件にかかる人数が減っている

以前なら3〜4人でチームを組んでいた規模の案件を、今は1〜2人で回しています。そんな話を複数の面談で聞きました。数社から聞いた話なので確信は持てませんが、業界全体でも似た動きがあるんじゃないかと思っています。

会社側からすると、その分だけ案件を多く取りに行けるということなんだと思います。面談で聞いた感じだと単純に人を減らしているというより、浮いた分を営業が案件獲得に回している構造に見えました。

### 供給曲線が右にスライドしていく

この流れが進むと、次に来るのは一人で複数案件を持つ働き方だと思います。少人数化はすでに起きている変化で、次はそっちに向かうんじゃないかという予感がします。

そうなると価格競争も変わり、これまで数百万円かかっていたシステム開発が100万円、50万円という単価で成立するかもしれません。営業が値段を下げて案件を取りに行けば、これまで発注していなかった層まで頼むようになるはずです。需要曲線はあまり動かず供給曲線だけ右にスライドしていくイメージに近い気がします（経済学的に合ってるかは怪しいですが）。

だからといって斜陽になるとは思っておらず、むしろ利益率は上がっていきそうで、これはこれで一つのビジネスモデルとして成立するんだろうなと見ています。

## 受託と自社開発の差が、納期だけになっていく

人数が減れば開発の中身も変わり、人間がコードを全部レビューするという前提そのものが崩れていくはずです。AIにレビューさせてセキュリティや影響範囲が大きそうな部分だけシニアエンジニアがスポットで確認する、そんな形に寄っていくんじゃないかと思っています。

そうなると受託開発のチーム開発と個人開発の差はほとんどなくなり、唯一残るとしたら納期やスケジュールを自分で決めるかクライアント側から決められるか、そのくらいの違いになっていく気がします。

## 求められるのは、T字型より薄く広く

カジュアル面談を重ねる中で一番印象に残ったのは、求められるスキルの話です。エンジニアにもデザイナーにも、一点特化のT字型よりもっと広い形が求められる方向に進んでいるように見えました。何字型と呼べばいいのか分かりませんが。コミュニケーション力もこれまで以上に効いてくる気がします。

### 技術のキャッチアップも、中身が変わる

技術を疎かにしていいという話ではないと思います。ただ求められる中身は変わってきていて細かい書き方を手で覚える比重は下がり、この技術を使うとどうなるかという概念理解の方に寄っていきそうです。新しい技術へのキャッチアップの難易度自体は、以前より下がっているんじゃないかと思います。

とはいえ言語や開発・デプロイ環境特有のトラブルシューティング力はまだまだ効いてくる場面が多くて、概念理解だけでいい話でもなさそうです。キャッチアップが軽くなった分、今度は広く知識のアンテナを張っていく必要があると思ってて、なのでトータルで見ると別に楽になったわけではないのかなって感じです。

## 3年前の自分と、答え合わせができた

この変化、自分にとっては答え合わせみたいなところがありました。3年前の自分は「T字型のスキルを身につけよう」と思っていて、でも結果的には薄く広くになってしまっている自覚があったんです。

それを自分だけの流されぐせだと思っていたところがあって、今回いくつかの面談を通してこれが社会全体の流れでもあったとわかり、少し安心しました。数社から見えた範囲の話なので見立てが甘い部分もあると思いますが、そんな感じの話でした。